【2026年版】ドローン映像はリアルタイム配信できる?RTMP・DJI Fly・電波法まで完全解説
「ドローンで撮影中の映像を、そのままYouTube Live やSNSでリアルタイム配信できないの?」——結論から言えば、DJI Flyアプリの RTMP機能を使えば、DJI Mini・Air・Mavicシリーズから YouTube・Facebook Live へ直接ライブ配信できます。ただし、①電波法上の周波数帯(2.4/5.7/5.8GHz)による資格要否、②遅延(数百ミリ秒〜数秒)、③総務省の撮影ガイドライン(肖像権・プライバシー)、の3つの壁を正しく理解して初めて実運用できます。本記事は、DJI公式マニュアル・総務省ガイドライン・電波法の一次情報に基づいて、個人・法人が実際にドローン映像を配信するための技術・法令・費用を体系的に解説します。
DJI Flyアプリの RTMP配信で YouTube Live 可能。電波法・肖像権の3つの壁を越えれば個人でも実運用できる
- 結論:技術的には3つの方式で可能:①DJI Flyアプリ内蔵の RTMP配信(Mavic 3・Air 3S・Mini 4/5 Pro 等、送信機→スマホ→YouTube)、②DJI FlightHub 2(法人向け、複数機・複数拠点で運用)、③PC+OBS+HDMI キャプチャ(送信機のHDMI出力をキャプチャ→OBS→YouTube)。個人ユースの主流は①(DJI公式操作ガイド)。
- 電波法の壁:2.4GHz帯(DJI OcuSync 等)は資格不要で個人利用OK。5.7GHz帯(産業ドローン映像伝送)は第三級陸上特殊無線技士+無線局免許が必要。5.8GHz帯(FPV機)はアマチュア無線技士免許+アマチュア無線局免許が必要(総務省 電波利用HP)。
- 遅延(Latency):DJI Fly RTMP経由の実測は2〜5秒。プロ用途で0.5〜1秒まで縮めたい場合は Dejero EnGo・TVU One・Red5 Pro等の専用機材が必要。生中継の遠隔操作用途は遅延50〜300msの専用SDIリンクを検討。
- 総務省ガイドラインの壁:ドローンで他人の顔・住居・車ナンバー・私有地が映り込んだ映像をネット配信すると、プライバシー侵害・肖像権侵害のリスク。ライブ配信では後編集ができないため、事前の飛行ルート設計とモザイク処理検討が必須(総務省ガイドラインPDF)。
- 飛行許可の要否は「配信」ではなく「飛行内容」で決まる:撮影&配信そのものに飛行許可は不要。ただしDID上空・30m未満・目視外・夜間等の特定飛行で配信する場合は、通常通り国交省への飛行許可承認申請が必要(国交省 飛行許可承認手続)。
- KFJの実技講習では、DJI Fly RTMP設定・OBS連携・電波法遵守運用まで、ライブ配信の実務を体系的にサポートします。
結論|3つの配信方式で個人・法人ともに可能
「ドローン映像をリアルタイム配信できるか?」への答えは Yes——ただし、目的と予算に応じて3つの方式から選ぶ形になります。
ドローン映像リアルタイム配信の3方式
- ①DJI Flyアプリ内蔵 RTMP配信(個人・小規模用途の定番):DJI Mavic 3・Air 3S・Mini 4/5 Pro等の民生機で標準搭載。送信機→スマホのDJI Flyアプリ→YouTube/Facebook Live に直接RTMPプロトコルで送信。追加機材ゼロ・無料で始められる。
- ②DJI FlightHub 2(法人・複数機・遠隔運用):DJI Enterpriseの管理プラットフォーム。複数機・複数拠点の映像を同時ライブ配信、遠隔からの機体操縦・ミッション管理も可能。月額課金+ライブ配信時間の追加課金制。
- ③PC + OBS + HDMIキャプチャ(本格プロ配信・映像制作):DJI RC Pro等のHDMI出力を HDMIキャプチャ機器でPCに取り込み、OBS Studioで他ソースと合成→YouTube配信。演出・テロップ・複数カメラ合成が自在。
個人でとりあえず配信したいなら①一択。DJIの純正機体を持っていればアプリ設定のみで始められ、追加コストゼロです。②は法人・自治体・災害対応、③は映像制作会社・イベント配信向けです。
配信フロー全体像|機体からYouTubeまで(図解)
ドローン映像がライブ配信されるまでの流れを図解します。DJI Fly RTMP配信を例に、機体→送信機→スマホ→インターネット→視聴者までの5段階を追いかけます。
OcuSync等
OTG接続
Wi-Fi
HLS/DASH
この5段階を経て映像が視聴者に届きます。電波法が関係するのはSTEP 1→2(機体→送信機)の無線区間、通信費が発生するのはSTEP 3→4(スマホ→サーバー)、遅延の大半はSTEP 3のRTMPエンコード+STEP 4のトランスコードで発生します。
DJI Fly RTMP配信|個人ユース最短ルート
DJI Flyアプリの RTMP配信機能はAndroid版 V1.4.12以降で正式実装、現在は iOS/Android 両対応。対応機種は DJI Mavic 3シリーズ・Air 3/3S・Mini 4/5 Pro・Avata 2・FPV等の主力民生機です(DJIストア公式ページ)。
DJI Fly RTMP設定 5ステップ
| STEP | 操作 | 詳細 |
|---|---|---|
| 1 | YouTube側でライブ配信を作成 | YouTube Studioでライブ配信を新規作成→「ストリームURL」「ストリームキー」を控える(Facebook Live/Twitch も同様) |
| 2 | DJI Fly アプリ起動 | 機体電源ON→送信機とペアリング→スマホをUSB OTGで送信機に接続→DJI Fly アプリを開く |
| 3 | ライブ配信メニューを開く | DJI Fly画面上部の「…」または「映像伝送」から「ライブストリーミング」→「RTMP」を選択 |
| 4 | ストリームURL/キー入力 | YouTube Studioで取得したストリームURL(rtmp://a.rtmp.youtube.com/live2)とストリームキーを入力 |
| 5 | 配信開始 | 「配信開始」ボタンをタップ→YouTube Studio側で「ライブ配信を開始」→視聴者へ映像が届く(実測遅延 2〜5秒) |
- 対応:DJI Mavic 3 Pro/Classic・Air 3S・Mini 5 Pro / Mini 4 Pro・Avata 2・FPV・Neo 2(iOS/Android両対応)
- 非対応 or 制約あり:DJI RC PRO専用機体は「DJI RC PROからのRTMP配信」は不可。スマホでDJI Flyを使う場合のみ対応(エアステージ FAQ)
- スマホの通信環境:スマホの4G/5G回線またはWi-FiテザリングでYouTubeサーバーへ送信。屋外の電波弱い場所では配信が途切れやすい。
- 推奨ビットレート:YouTube側は最低3Mbps以上を推奨。ドローン映像は動きが激しいため4〜6Mbps確保が理想。
KFJドローンスクールでは実機でのライブ配信演習を提供
一等・二等国家資格コースの実技講習内で、DJI Mavic 3・Mini 4/5 Pro を用いたRTMP配信セットアップ・ストリームキー管理・電波法遵守運用まで演習可能。二等経験者コース ¥80,000/1日、助成金 最大75%対応。
DJI FlightHub 2|法人・複数機の運用
DJI FlightHub 2 は、DJIが提供する法人向けのドローン運航管理プラットフォーム。個人ユースのRTMPと違い、複数機・複数拠点・遠隔操縦を前提とした運用が可能で、災害対応・警備・広域点検で採用が広がっています。
- マルチソース ライブ配信:複数のドローン・DJI Dock・ジンバルカメラの映像を同時にプラットフォーム上で一元閲覧・配信(システムファイブ 徹底解説)。
- RTMP出力:FlightHub 2から外部のRTMPサーバー(YouTube Live・AirData・自社サーバー等)へライブ配信可能。
- 遠隔操縦(バーチャルコックピット):現場のオペレーターがいなくても、遠隔からミッション設計・機体操縦が可能。
- ライブマッピング:飛行しながらリアルタイムで2D/3Dマップを生成・共有。災害現場の状況把握に活用。
FlightHub 2 の料金体系
FlightHub 2 は基本プラン+ライブ配信時間の追加課金制。ライブ配信10万分の追加リチャージパックが公式ストアで販売されており、大規模運用でも柔軟に対応できます(DJI公式ストア)。
- 警察・消防・自治体の災害対応:複数拠点から同時配信、指揮所で一元把握。
- 電力・鉄道・インフラ点検事業者:広域を複数機で分担点検、映像を本部で集約。
- 報道機関・映像制作会社:中継車の代替、機体1台で複数現場からライブ映像を確保。
- 物流・警備:DJI Dock による無人自動運用と組み合わせた24時間監視。
個人・小規模用途では過剰な機能が多く、DJI Fly RTMP配信で十分。ただし「複数拠点・複数機・遠隔運用・データ集約」のいずれか1つでも要件に入る場合、FlightHub 2 の導入検討をおすすめします。
電波法・無線資格|2.4/5.7/5.8GHz の資格早見表(図解)
ドローンの映像伝送に使う周波数帯は3種類あり、電波法上の資格・免許の要否が異なります。「配信」の話でつまづく最大の壁がこの電波法です。使う周波数帯によって、無資格でOKか、無線技士免許と無線局免許の両方が必要か、が変わります(総務省電波利用HP「ドローン等に用いられる無線設備について」)。
個人ユースで DJI Fly RTMP配信をする限り、電波法の資格は不要です。DJI民生機の映像伝送は 2.4GHz または独自の OcuSync(2.4/5.8GHz 併用)で、技適マーク付きなら無資格運用可能。問題になるのは、産業機(5.7GHz)や FPV機(5.8GHz)を配信目的で運用する場合で、この2ケースは免許取得が必須です。
- 機体登録(DIPS 2.0):100g以上の全ドローンが対象、航空法。ライブ配信の有無に関わらず必須。
- 無線局免許:使う電波の周波数帯で決まる、電波法。5.7/5.8GHz帯を使う場合のみ必要。
- 技能証明(国家資格):特定飛行を許可なく実施するために必要、航空法。ライブ配信そのものには不要。
- この3つを混同すると「配信するには国家資格が必要?」という誤解に。それぞれ独立した規制と理解する。
遅延(Latency)|配信目的別の許容範囲(図解)
ライブ配信で最も気になるのが「遅延(Latency)」。ドローンで撮影した瞬間から視聴者に届くまでの時間差です。配信目的によって許容範囲が違います。
専用SDI/FPV
遠隔操縦
Dejero EnGo
TVU One(プロ機材)
DJI Fly RTMP
YouTube Live
(個人ユース定番)
YouTube通常配信
Facebook Live
アーカイブ/
HLSデフォルト
| 遅延レンジ | 実現方法 | 適した用途 |
|---|---|---|
| 50〜300ms(超低遅延) | 専用SDIリンク/独自無線/FPVゴーグル直接受信 | ドローンの遠隔操縦・建機遠隔・レーシングFPV。数秒の遅延が事故につながる用途。 |
| 0.5〜1秒(低遅延) | Dejero EnGo・TVU One・Red5 Pro等の専用中継機材+LTE/5G複数SIMボンディング | 報道生中継・スポーツ中継・ライブイベント。プロ機材・月額数万円〜。 |
| 2〜5秒(個人ユース定番) | DJI Fly RTMP → YouTube Live/Facebook Live | 個人配信・観光ライブ・農場チェック・自主イベント配信。追加費用ゼロ。 |
| 5〜10秒(一般) | YouTube Live 通常設定・OBS→RTMPサーバー | 視聴者数が多い一般配信。安定性優先、多少の遅延は許容。 |
| 10秒以上(HLSデフォルト) | クラストリーム等の動画配信CMSの標準設定 | アーカイブ主目的の配信、視聴者との同時性を求めない用途。 |
個人・法人ともにDJI Fly RTMP の2〜5秒遅延で95%の用途はカバーできます。「リアルタイム」の定義次第ですが、視聴者が「今起きていること」として感じるには十分。0.5秒台の超低遅延が必要な場面は、遠隔操縦や事故リスクを扱う特殊用途に限られます。
総務省ガイドライン|肖像権・プライバシー配信の壁
技術・法令の壁を越えても、ライブ配信で最後に立ちはだかるのが肖像権・プライバシーの問題。総務省が2015年に策定・公表した「ドローンによる撮影映像等のインターネット上での取扱いに係るガイドライン」が現在も生きており、ライブ配信でも遵守が求められます(総務省ガイドラインPDF)。
- ①撮影対象者の同意:他人の顔・特定の住居・私有地内が判別できる形で映る撮影は原則として被撮影者の同意が必要。
- ②プライバシー侵害の恐れがある映像は削除:撮影後に映像を確認し、他人の顔・住居内・車両ナンバー等が映っていれば該当部分をモザイク処理または削除。
- ③削除要請への対応:ネット公開後、映り込んだ人物から削除要請があった場合は誠実に対応する体制を整える。
- ④撮影日時・場所の記録:後日のクレーム対応のため、撮影日時・場所・目的を記録として残す。
- ⑤事前通知・注意喚起:撮影する旨の看板設置・SNS告知で近隣住民への配慮を示す。
ライブ配信特有の問題|「後編集ができない」
録画映像なら撮影後にモザイク・カット編集で対応可能ですが、ライブ配信は編集不可。映り込んだ瞬間に視聴者へ届いてしまいます。これはガイドライン遵守の観点で最も深刻な問題で、ライブ配信を計画する際は次の予防策が必須です。
- 飛行ルートの事前設計:他人の顔・私有地が映り込まない飛行ルートを事前に検討。人通りの多い場所・住宅街上空は避ける。
- 配信映像の遅延バッファ活用:DJI Fly RTMPは2〜5秒遅延があるため、機体オペレーターは映像を先に見て「配信を一時停止」する余裕がある。配信オペレーターとカメラマンを別役割にする体制を組む。
- 広角・引き構図の徹底:望遠での顔認識可能な撮影は避け、広角の風景ショット中心の飛行プランに徹する。
- 配信告知と看板設置:「本エリアはライブ配信中」の看板を飛行区画に設置、SNSで告知。
- 録画版の後編集を並行実施:SDカードに保存される録画版は後日モザイク処理してアーカイブ公開。
これらを組み合わせても100%のリスク回避は不可能という前提で、映り込みが発生した場合の削除要請対応フローを事前に決めておくのがプロの運用です。
用途別 究極の1機とセットアップ
目的別に、ライブ配信できる究極の1機+セットアップを提示します。
| 目的 | 究極のセットアップ | 初期投資 | 推奨理由 |
|---|---|---|---|
| とりあえずYouTube Live で個人配信したい | DJI Mini 5 Pro + スマホ + DJI Fly | 約 ¥11万 | 民生機で唯一の1インチCMOS、249g未満で登録簡単、DJI Fly RTMP対応。追加機材ゼロ。 |
| 本格空撮&配信を長時間安定 | DJI Air 3S + DJI RC-N3 + スマホ | 約 ¥18万 | デュアルカメラ・45分バッテリー・OcuSync 4通信。長時間・広域の配信で威力。 |
| プロ映像制作・OBS合成配信 | DJI Mavic 3 Pro + DJI RC Pro + HDMIキャプチャ + PC + OBS Studio | 約 ¥50万 | HDMI出力からPCへ、OBSでテロップ・複数カメラ合成→YouTube。演出自在。 |
| 災害対応・複数拠点同時配信 | DJI Matrice 30T + FlightHub 2 | 約 ¥100万〜 | 複数機・複数拠点・遠隔操縦・ライブマッピングを一元管理。法人・自治体用途。 |
| 報道生中継・0.5秒遅延 | DJI Mavic 3 Pro + Dejero EnGo 3 + LTE/5G複数SIM | 約 ¥200万〜 | Dejero EnGo 3 は5G/4G/LTE複数回線ボンディング、0.5秒遅延・低ジッタで報道品質。 |
| FPVレーシング・遠隔操縦 | DJI Avata 2 + DJI Goggles 3 + FPV送信機 | 約 ¥15万 | 50ms級低遅延、FPVゴーグル直接受信で臨場感抜群。配信はRTMP経由。 |
- ①機体登録・リモートID内蔵の確認:100g以上の機体はDIPS 2.0での登録が必須。2022年6月20日以降の新製品は内蔵済み(国交省 登録ポータル)。
- ②特定飛行の許可承認:DID・30m未満・目視外・夜間等で配信する場合、飛行許可申請が別途必要(国交省 飛行許可承認)。
- ③配信環境の事前テスト:本番前に必ずリハーサル。スマホの4G/5G電波強度、YouTube Studioでのストリームキー動作、配信中断時のフェイルセーフ手順を確認。
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よくある質問
結局、個人でDJIドローンからYouTube Live配信できますか?
はい、可能です。DJI Mavic 3・Air 3S・Mini 4/5 Pro・Avata 2 等の主要民生機はDJI Flyアプリの RTMP配信機能に対応しており、YouTube Studio でストリームキーを取得→DJI Fly内で入力→配信開始、の手順で始められます。追加機材ゼロ、追加費用ゼロで実行できます。実測遅延は2〜5秒程度です。
ライブ配信のために特別な資格や許可は必要ですか?
配信そのものに追加の資格・許可は不要です。ただし①機体登録(DIPS 2.0、100g以上必須)、②5.7/5.8GHz帯を使う場合は無線局免許、③DID上空・30m未満・夜間等の特定飛行を伴う場合は飛行許可申請、が必要です。2.4GHz帯を使うDJI民生機であれば①のみ満たせばOKで、5.7/5.8GHz帯の免許は不要です。
DJI Fly RTMP配信の遅延はどのくらいですか?
実測で2〜5秒程度です。DJI FlyアプリでのRTMPエンコード+YouTubeサーバー側のトランスコード+HLS配信の合計値で、YouTube Live の「低遅延モード」を選ぶと5秒程度、「超低遅延モード」で2〜3秒程度まで縮まります。0.5秒台の超低遅延が必要な用途は Dejero EnGo・TVU One 等の専用機材(月額数万円〜)が必要です。
配信中にドローンが人や住宅を映してしまったらどうすればいい?
総務省ガイドラインでは、事後の削除要請に誠実に対応することが求められます。ライブ配信では後編集ができないため、①事前の飛行ルート設計で回避、②配信オペレーターとカメラマンを分けて2〜5秒の遅延バッファ内で配信一時停止できる体制、③広角・引き構図中心の飛行プラン、が実務上の対策です。SDカード録画版は後日モザイク処理してアーカイブ公開する運用が一般的です。
FPVドローンで配信する場合は何が違いますか?
FPVドローンは5.8GHz帯のアマチュア無線を映像伝送に使うため、アマチュア無線技士免許+アマチュア無線局免許の両方が必要です。またアマチュア無線は営利目的の利用が禁止されているため、収益化YouTube Live や広告付き配信での使用はNG。趣味の範囲での配信のみ許容されます。DJI Avata 2 等の一部FPV機は2.4GHz帯(OcuSync)でも運用可能で、この場合は資格不要になります。
配信中に電波が切れたらどうなりますか?
スマホの4G/5G電波が切れた場合、DJI FlyのRTMP配信は自動的に中断されます。機体自体は送信機とのペアリング(2.4/5.8GHz)で操縦継続可能なので、ドローンが墜落することはありません。ただし配信復帰には手動で再開操作が必要です。プロ用途では複数SIMボンディング機器(Dejero EnGo 等)で回線冗長化するのが定石です。
DJI以外のメーカーからもライブ配信できますか?
Skydio Cloud、AirHub、Litchi等のサードパーティアプリを組み合わせれば、多くのドローンから配信可能です。ただし手軽さ・安定性・実測遅延はDJI純正RTMPが最も高く、個人ユースならDJI一択が現実解です。Autel EVOシリーズは独自アプリでRTMP対応、Skydio X10Dは Skydio Cloud経由での配信が公式サポートされています。
法人で複数拠点から同時配信したい場合は?
DJI FlightHub 2 の導入をおすすめします。複数のドローン・DJI Dock・ジンバルカメラの映像を同一プラットフォーム上で一元閲覧・配信でき、遠隔操縦・ライブマッピング・ミッション管理まで統合されます。警察・消防・電力・鉄道・報道など、複数拠点・複数機を扱う法人ユースの定番です。基本プラン+ライブ配信時間の追加課金制で、10万分のリチャージパックが公式ストアで販売されています。
配信のスキルをスクールで学べますか?
はい、KFJドローンスクール(登録講習機関 T0629001)の一等・二等国家資格コースでは、実技講習内で DJI Mavic 3・Mini 4/5 Pro のRTMP配信セットアップ、ストリームキー管理、電波法遵守運用、総務省ガイドラインに基づく飛行ルート設計まで、ライブ配信の実務を体系的に演習できます。埼玉・大阪・愛知の3会場すべてで同一カリキュラム、二等経験者コース ¥80,000/1日、助成金 最大75%対応です。
受講会場から選ぶ(埼玉・大阪・名古屋)
KFJドローンスクール(国土交通省 登録講習機関 T0629001)は全国3会場で同一料金・同一カリキュラム。二等・一等・限定変更のすべてを3会場すべてで実施しています。
国家資格取得のご相談は KFJ へ
この記事を読んだ後にできる、3つの行動をご用意しました。ご自分のタイミングに合わせてお選びください。
【出典・一次情報一覧】
本記事のRTMP配信手順・電波法・肖像権規定・遅延データはすべて、以下の一次情報を典拠としています。仕様は改定される可能性があるため、実際の運用時は各最新版を必ずご確認ください。
■ DJI 公式(RTMP配信・FlightHub 2)
- DJI Flyアプリ ダイレクトブロードキャスト操作ガイド(DJI公式サポート) https://repair.dji.com/help/content?customId=01700006727&spaceId=17&re=JP&lang=ja DJI Fly での RTMP設定手順(ストリームURL・ストリームキーの入力)/YouTube Live からの配信フローの一次情報。
- DJIストア「ドローン映像をライブ配信しよう」 https://store.dji.com/jp/content/livestreaming-with-camera-drones DJI Fly RTMP配信の対応機種一覧/サードパーティ製アプリ非対応の公式ステートメント。
- DJI FlightHub 2 Livestream Recharge Package(10万分パック) https://store.dji.com/product/dji-flighthub-2-livestream-minutes-100000-recharge FlightHub 2 のライブ配信時間追加課金制の公式価格・仕様。
■ 総務省(電波法・撮影ガイドライン)
- 総務省 電波利用ホームページ「ドローン等に用いられる無線設備について」 https://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/others/drone/ 2.4GHz帯 / 5.7GHz帯 / 5.8GHz帯 の周波数割り当てと免許要否の一次情報。
- 総務省「FPVドローンをアマチュア無線により利用する場合の注意事項」 https://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/others/drone/notes/ FPVドローンでの5.8GHz帯利用にはアマチュア無線技士+アマチュア無線局免許が必要/営利目的利用不可の根拠。
- 総務省「ドローンによる撮影映像等のインターネット上での取扱いに係るガイドライン」PDF https://www.soumu.go.jp/main_content/000376723.pdf プライバシー・肖像権に関する5要件(同意取得・削除対応・撮影日時記録・事前通知・映像削除)の根拠。
■ 国土交通省(機体登録・飛行許可)
- 国土交通省 無人航空機の飛行許可・承認手続 https://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr10_000042.html 特定飛行の定義と許可承認申請の対象/DID・30m・夜間・目視外での配信時の追加手続。
- 国土交通省 無人航空機登録ポータル https://www.mlit.go.jp/koku/drone/ 100g以上のドローンの機体登録+リモートID搭載義務の根拠。
■ 業界メディア・技術情報
- セキド DJI FlightHub 2 徹底解説 第5講 遠隔操縦・ライブ配信 https://dji-info.system5.jp/blogs/enterprise/dji-flighthub-2-thorough-explanation-5-remotecontrol-livestreaming FlightHub 2 のマルチソースライブ配信・遠隔操縦機能の解説(DJI正規代理店の公式解説)。
- docomo MEC「ドローンの映像伝送をリアルタイムにするには?」 https://www.mec.docomo.ne.jp/portal/column/drone-live-broadcasting.html ドローンライブ配信の遅延要因・低遅延実現方式の技術解説。
■ KFJドローンスクール(本記事の講習ルート情報)
- 国土交通省 登録講習機関 T0629001 https://droneschool.kofuji.co.jp/school/ KFJの登録講習機関番号/運営会社・インストラクター情報。DJI実機でのRTMP配信演習に対応。
- 受講コースと料金 https://droneschool.kofuji.co.jp/courses-price/ 二等・一等・限定変更のコース料金。埼玉・大阪・名古屋の3会場同一料金。
